ボローニャ国際絵本原画展

緑生い茂る公園を抜けて、板橋区美術館へ。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展を見に行ってきた。
駅からの道のりは蝉がミンミンいってて、人はまばらだったけど、館内は盛況。
世界中の入選作品が並び、見応えのある展覧会だった。工房のオバタクミさんが入選されている(四度目の入選だそう!)。この展覧会は毎年、何かで目にしていても、見に行ったことはなかったのでいい機会だった。
オバタさんの作品は、静かな色彩と深い線にぬくもりがあって、その空気感がとても好きなんです。可愛いだけじゃない、哀愁のようなしっとり感が漂っています。自分のスタイルを持ってるっていいなぁ。それぞれいろんなスタイルの作品があった。絵本の原画ということだけど、お話が入ったり、印刷されて大きさが変わったりすると、また趣が変わるのだろう。数々の絵本の展示もされていて面白かった。

工房にはプロの方がたくさんいるので、本当に勉強になるし刺激になる。
今は、とにかく勉強したい。描きたい気持ちがあふれてくる。
あえて独自のものを作ろうとしなくても、自分なりに、やりたいことを忠実にやっていければ、結果、独自ものになるんだろうか、なんて思ったり。。。
来週は工房も夏休み。見たいものがいろいろあるので、展覧会週間になりそう。

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