IVYとかポリーヌ・クローゼとか聴いてて、自分はフレンチポップが好きなのか!と気がついた。そうか、高校生のころから大貫妙子が好きだったしなぁ。フレンチポップの大御所、ゲンズブールの妻であってスターといえば、ジェーン・バーキン。そう、エルメスのバッグの名前になった人。ベスト盤のCDを1枚だけ持っていた。新聞広告でジェーン・バーキンの来日公演のことを知ったので、電話予約して、ひょいと一人で行ってみた。ステージなのに、衣装はなんともラフなスタイル。その辺を散歩するような格好で、かすれたささやき声で静かに歌う。バンドも最小限の3人。かっこいいなー。なんとも言えないオーラを放っていた。ぜんぜんオシャレしてないのに、すごくオシャレなんだもん。MCではスーチーさんのことを言っていたようだ。言葉もよくわからないのに、訴えるような、語りかけるような歌声には、うるうるするほど、感動しました。