2025年5月1日から4日まで、今年も毎年恒例、千葉県柏市で開催される「柊展」に参加しました。初参加は2007年のvol.26からなので、もう長いことお仲間に入れてもらっています。今回もたくさんのお客様のご来場があったとのこと、4日間で1400人超って本当にすごい!この会の展示を終えた後は毎回のように温かい気持ちになれるので好きなのです。穏やかなメンバーの方たちのおかげだなあと、いつも感じます。




わたしは、テンペラ絵を5点出品しました。プロアマ問わず、みなさんそれぞれ違った表現方法とテーマで自由な発表の場なのですが、今回印象に残ったのが佐藤純子さんの作品でした。まさにアート。この世界には全てが用意されているのだと、それに気づいているかどうかで、ものごとの捉え方は大きく変わるのではないかと思っていた自分の感覚とリンクして、とてもとても共感したのでした。日頃、自分でもなんとなく感じてはいるものの言葉ではどうしても説明的になってしまうその感覚を、さり気なくカタチにされていて静かな感動を覚えました。


期間中の在廊はあまりできませんでしたが、今年も参加できてよかったです。メンバーの皆さん、お越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。
さて、2025年は個展はお休みします。2002年からほぼ毎年のように個展をしてきたので久しぶりにお休みの年だなぁっていう感じです。それはそれでなんだか新鮮で、毎年個展に向けて制作にかけてきた時間と心理が、どんなふうになるのか楽しみでもあったりもします。7月には版画のグループ展に参加予定なので、その時はまたお知らせできればと思います。今年もあっというまに半分終わってしまいそうな勢いで時が過ぎていきますが、気負わず無理せず、自然に心地よく、過ごしてゆけたらいいなと思っているこのごろなのでした。