今年も終わりそう

何人かの友人から、今年は個展やらないの?とメールをもらったりしていて、「ありがとう。やるよ!来年は。。。」と思い、早速、来年の契約をしてきた。

契約の話ついでに、香港でのクリスティーズオークションのカタログを見せてもらった。
今の主流は、不健康でグロいもの、もしくは真似っこ、人間の醜さに焦点を当てたもの、そんな感じ。一見、うぇー!っというのが多いなあと思った。オーナーも「品がない、飾りたくない」と言っていて、意見が一致。世界の動向はそんな感じ。私は相変わらず今までどおり描いて、自分の道をゆこう!と妙に気分が奮い立ってしまった。

5年間、毎年続いていた個展を今年、やらなかったのを心配して、幼なじみのりえちゃんが食事に誘ってくれた。小さい頃のように、自然とクリスマスのプレゼント交換をして、懐かしい話をいろいろした。今までまるっきり忘れていた人や物事が、ざーっとフィードバックして、何年もあけていない引き出しの中から、探したことのなかったものを、思わず見つけちゃったみたいな気分だった。「いつも個展を楽しみにしてるから・・・」と、励まされ、来年はやるぞぉ!と冬眠中みたいにぼやけていた頭の中をノックしたのでした。

今年はいろいろありすぎて、なんだかわざと感覚を鈍らせていたような気がする。ある意味、放心状態のようだった。そしたら絵も文も浮かんでこないし、ひょんなことで、すぐに泣けてくるので、何か描いていても、モロモロ~と崩れていって、ちゃんとした絵にならない。大変な年だったけど、今年もあっという間に終わってしまいそうだ。そうして、たんたんと日々は過ぎていってしまうのですね。

来年は、がんばります。

ジェーン・バーキン来日公演

IVYとかポリーヌ・クローゼとか聴いてて、自分はフレンチポップが好きなのか!と気がついた。そうか、高校生のころから大貫妙子が好きだったしなぁ。フレンチポップの大御所、ゲンズブールの妻であってスターといえば、ジェーン・バーキン。そう、エルメスのバッグの名前になった人。ベスト盤のCDを1枚だけ持っていた。新聞広告でジェーン・バーキンの来日公演のことを知ったので、電話予約して、ひょいと一人で行ってみた。ステージなのに、衣装はなんともラフなスタイル。その辺を散歩するような格好で、かすれたささやき声で静かに歌う。バンドも最小限の3人。かっこいいなー。なんとも言えないオーラを放っていた。ぜんぜんオシャレしてないのに、すごくオシャレなんだもん。MCではスーチーさんのことを言っていたようだ。言葉もよくわからないのに、訴えるような、語りかけるような歌声には、うるうるするほど、感動しました。

グループ展

2007年 10月18日~11月11日
スペイン・バルセロナの画廊にてグループ展が開催されます。
預けてきた作品が展示される予定です。
 +COLLECTIV EXHIBITION+
 Galley SALA BARNA 

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