路地裏の「裏庭」を終えて

銀座ギャラリー路地裏での個展「裏庭」終了しました。

ギャラリー路地裏のこの看板文字は、かの編集長、嵐山光三郎氏が書いたものだそうで、かつて此処は、出版に関係する人々や作家の交流の場であったとか。

文字通りホントに路地裏にあるギャラリーなので、看板を頼りに初めて来たというお客様も、キラキラと華やかな銀座の中で、隠れ家みたいに残っている昭和な佇まいにちょっと驚きつつも、楽しんでくださったようでした。わたし自身もそんな面白い場所で個展ができて良かったです。ご縁に感謝。

10月の初めから2週間にわたり、銅版画とテンペラ合わせて、約36点展示しました。

前半はお天気がちょっと不安定でしたが、2週目からは秋らしく落ち着いた日も多くなり、会期中はたくさんの方々にお越しいただき、感謝ひとしおの日々でした。

版画とテンペラを同時に展示するのは、久しぶりでもあり、励みになるお言葉もたくさん頂きました。そういえば初めての個展も銀座だったなぁ・・とか、そんな何年も前から、ずーっと見てくれている人や友達や家族の存在が、あらためてしみじみとありがたかったり、新たなご縁も嬉しかったりで、充実の個展週間でした。お迎えいただいた作品の発送なども全て終わり、今年の展示はこれで一段落です。

近年、芳名帳にはお名前のみ、という方も多く、御礼状は失礼してこの場を借りてお礼申し上げます。お忙しい中お越しくださったみなさま、関心を寄せてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

気づけば秋もぐーんと深まり、早くも次の季節を感じさせます。次回の個展はまた来年、春の横浜を予定しています。今年があと2ヶ月あまりだなんて!思うとなんだかせわしないですが、あと2ヶ月もある、、と思うことにして次に向けて少しずつ、準備ができればと思います。

 

小山ゆうこ個展「裏庭」

苦手な夏が終わりに向かい、ようやく次の季節。今年の夏は本当に暑かった。そして、猛暑に豪雨に台風に地震と、信じがたいほど次々と起こる災害の連続。。。自然の猛威を思い知る日々になすすべもなく、、。謹んでお見舞い申し上げます。

9月も早1週間が過ぎ、秋の気配が少しだけ風に混ざるような瞬間も、ちらほら感じられるようになってきました。もう少し秋らしくなるであろう10月1日から、個展が始まります。

小山ゆうこ展「裏庭」

2018年10月1日(月)〜10月14日(日)

12:00〜19:00 ※木曜休廊 (10/10 水は16:00まで。最終日は17:00まで)

ギャラリー路地裏

〒104-0061東京都中央区銀座7-3-16   Map

03-3571-3455

銀座7丁目の路地裏にあるギャラリーです。開催期間は2週間ありますが、木曜日はお休み、10/10の水曜日は16:00まで、最終日は17時までです。

過去の個展「Bloom」と「夢幻の庭」からの小品のテンペラ画をいくつかと、新作を含めた銅版画を並べて展示する予定です。

在廊日などは、ツイッターなどSNSにてお知らせします。銀座、日比谷、新橋界隈に越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。

Instagramとか

このホームページのギャラリーページに、新しい作品をなかなか追加できないでいるのですが、SNSにはちょこちょこアップしていました。1999年にサイトを立ち上げてからというもの、今やネット発信も多様になり、ずいぶん便利になりましたね。

ということで、インスタグラムに新たに作品用アカウントを作りました。

instagram.com/yucooyama/

近作のアップも、ひとまずここでできればと思いますので、よろしくお願いします。

そして、3月の個展を終えたあと「次回の個展はまた来年」と結んだところでしたが、思いがけないご縁を頂き、10月に銀座の小さな画廊で個展をすることになりました。急に決まったお話ですが、今度は銅版画も展示できればと考えながら、準備していければと思います。

夏はあんまり得意じゃないので、これからの季節、バテないように気をつけないと…。

準備ができたら、またお知らせします。

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