夕暮れの銀座へ

今日も工房の帰りに銀座へ。個展でお世話になっていたギャラリーフォレストさんが、いつもDMを送ってくれるので、時々寄らせてもらうのだ。今週の展覧会は去年からオーナーが作品の写真を見せてくれたり、期待の話をしていた、高松和樹さんの個展。今は、いろいろなところでとりあげられていて、とても人気のようです。作品の実物は初めて見たけど、不思議な質感で、独特の世界。黒のアクリルガッシュのマット感もベルベットのようですごくきれいだった。彫刻のようでもあり、プラスチックのようでもあり、木目みたいにも見える白の階調がすごい。作家さんはとても謙虚な感じの方でした。どうやって作ってるのか、気になる作品なので、聞いてみたら、CGで3D画像を作ってそれを土台にして作品に仕上げていくんだそうだ。新しいなー。見たことないもの、見れたなー。
フォレストミニギャラリーのほうは、女性の作家さんで、ジブリの背景のような世界でした。鉛筆画はphotoshopで色づけしてるということで、「ほー」と思う。こちらも、コンピューターが画材になってるんですねー。なるほどー。
帰り道。銀座はすっかりクリスマス。
中央通りに抜ける、夕暮れの空はきれいなグラデーションだった。
街の光りと空の色。。。
湿度がちょうど良くて、いい空気感。。。
デパ地下で、小っちゃいケーキを買って帰る。

オーライタローさんの個展

ちょっと行き詰まっていた作業が、なんとかなりそうだったのでようやく工房へ。今日は真冬の寒さだった。なんとなくぼんやりしたまま、試し刷りをちょっとやって、少し早めに切り上げて、銀座へ向かう。オーライさんの個展が開かれているギャラリーツープラスへ。今日が最終日だったので、ご本人にもお会いできた。油彩で描かれた建物は、いつもそうだけど、風情があって、ひとつひとつ存在感があるなあ。ドライポイントの作品もマットな風合いでいいなあ。古い建物は絵になるけど、絵になった古い建物たちは、息を吹き返したように見えるのです。外は寒いのに、作品はみんなあたたかい。「カンダ歩行者」という小冊子をひとつ買う。ギャラリーのオーナーが「隠れたベストセラーですよ」って。神田界隈の建物と、エッセイが載っていて楽しい。
去年の今頃、わたしに版画を勧めてくださったのは、オーライさんなのです。そのおかげで、わたしは今ではすっかり、版画が面白くてしょうがなくなり、自分の中の世界が広がったような気がします。ほんとうに感謝です。

揚げベール

揚げベールを食べてみたい!とのリクエストにこたえて、作ってみた。夕飯のおかずを揚げ物にしたので、余った衣にカマンベールチーズをゴロゴロ。丸ごとジュワッと揚げて出来上がり。はしっこがちょっと焦げちゃったけど。。。なかなか冷めなくて、中身のとろっと加減がちょうど良くて、おいしい。かなりカロリーアップではありますが、想像通りの味に満足満足。ビールにも合いそう。

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