９月２０日 初日から一週間経ってから曳舟駅前の「珈琲屋」さんでオープニング。初参加のわたしは初対面の方々ばかり。ここでたくさんの作家さんたちと名刺交換しました。持って行った名刺が全部なくなった！博多から来たという人もいましたよ！
９月２４日 会期も終盤にさしかかった頃、再び作品鑑賞と向島散策。まずは「東向島珈琲店」で作品を見つつロイヤルミルクティ。そのあと、大森ロッヂさんご夫妻と建築の天野さんとと共に散策開始。よく見ると味わい深い古い建物がいっぱいありますねぇ。鳩の街商店街の井戸を見つけて、がんばる天野さん。
「工房鳩の目」店内で「ふるほん日和」のプレオープンをやっていたので、わたしは古本1冊と鳩の街、鳩の目にちなんで革細工の鳩のキーホルダーを買いました。おとなりの「チクタク商店」さんでは初日に来た時に、このノートとらくがきちょう２冊。らくがきちょうはすでに甥っ子にあげちゃった。喜ばれました！
商店街をゆっくり歩き、路地に入ってみたりなんかしながら、カフェ「雲水」さんで看板メニューの、ゴマ豆腐をいただく。この日はまだ９月だというのに冬のような冷たい風の吹く日でした。
心配していた雨も降り終わった様子。日が落ちて薄暗い商店街には提灯の灯りがつき始めました。魚屋さんとか用品店とか和菓子屋さんとか、下町らしい佇まいのお店が並んでいて、どこか小旅行に来たような感じ。
乾き羊羹を試食したり（ここは１２月にはなくなってしまうんだそう。白髪のおばあちゃま元気でね！）大粒のあさりの佃煮を買ったり。
曳舟の駅の近く、ちゃきちゃきで味わい深いご主人のお店で、美味しいお料理と美味しいお酒で乾杯。楽しくてすっかり飲み過ぎてしまった。急に気温が下がった寒い日だったけれど、街も人も温かかった。身もココロも温まって一日を終えました。もう、いろんなことに感謝です！ほんとにもう！
９月２６日 最終日はまだ行っていなかった押上方面へ。スカイツリーがばーんと見える、フォトスポット十間橋には人だかり。それじゃあ一枚と人だかりに紛れて撮る。この日はお天気が良かった。その後、可愛い雑貨屋「coneru」さんにまず行って（地図とにらめっこしていて写真を撮り忘れてしまった！）それから「スパイスカフェ」さんへ。予約のお客さんでいっぱいで入れず、あきらめて戻る途中でオープニングで知り合った作家さんとばったり会う。彼女が予約しているから一緒に行きましょう！と言ってくれたので、来た道を戻り、ラッキーなことに店内へ入り作品鑑賞して、カレーまで食べちゃった。
しゃべりながら歩いて曳舟方面へ。うどんの会に立ち寄る。さすがにうどんが入るスペースがお腹になく、味見だけさせてもらって、和カフェ「みづき」さんへ。ここではイトウジュンさんとばったり。珈琲でまったり。
最後に「こぐま」さん。ここでもばったり会った３人の作家さんたちに同席させてもらい、こぐま珈琲を飲みながら搬出の時間までちょっとゆっくり。
搬出のあとは集会室にて、打ち上げと自己紹介などなど。昼は天気がよかったのに雨も降ってきてしまい、一足お先においとまして帰ってきたのでした。とても全部は回れないだろうと思っていたけど結局、全店舗制覇した！なのにスタンプを押してもらってなかったぁー！全部たまったら景品もらえたのにぃ。まあでもスタンプ以上に得たものがあったから、それでよしとしよう。
この催しがきっかけで向島に来たという人がわたしを含め、たくさんいたようだったし、地域活性をアートで、というのは面白いし、今後も続いていく様子。主催者の樋口さん、お店の方々、作家でありつついろいろ動いて下さった皆さま、そして向島に足を運んで下さったみなさま、どうもありがとうございました！
作家として作品をつくるのは大前提。人とのつながりが得られたのも描いていればこそ。長いこと絵を描き続けてこれてよかった！そこからいろんなつながりが生まれてくるなんて。。。
搬入の頃はまだ暑かったのに、いつの間にかすっかり秋の深まった、９月の終わりなのでありました。様々な出会いを胸にしつつ。。。
