月: 2012年12月

「セレーネさん」は去年制作した銅版画「ひたすら」をもとに生まれたマトリョーシカです。今年の夏にショップから、お名入れと再制作のリクエストを頂き、その後の秋と冬も続けて作ることに。おかげで、わたしにとっても特別なものになりました。ありがたいことです。木型の違いもあっていつも全く同じようにはいかず、あえて変えているところもあります。なので、基本デザインは同じでも、それぞれが一点ものです。セレーネとは、ギリシャ神話の月の女神の名前です。月に棲むうさぎをイメージしています。クリスマス前にRUINOK2さんに納品できて良かったです。もうきっと、お客様のお手元に届いていることでしょう。
可愛がってもらえますように☆
これからやってくる年が、明るい年になりますように☆

もう年の瀬だなんて、信じられないくらい早い！年々、時の流れが加速してるみたいに感じます。今年もいろいろありました。なんでこんなに！っていうくらい、いろいろありました。まだやらなくちゃいけないことが残っているけど、ひとまず2012年のブログ納めです。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませませ。

きのうは来年のグループ展の打ち合わせで、恵比寿のギャラリーMalleさんへ。お友だちの展示で何度かお邪魔したことがありましたが、入り口にデッキと木々のある素敵な佇まいのギャラリーです。現在の展示は「10人の装画家と6人の装丁家による宮沢賢治装丁展」で、装画の原画と本になった作品がずらり！見応えがありました。そしてこれ！東北で被災した方の自活を支援するNPOを通して作られた新聞バッグ。ひとつ200円でMalleさんに常時置いてあるそうです。とっても丁寧なつくりで、新聞紙とは思えないほどしっかりしていて、きれいなので3つ頂いてきました。小さい作品を入れたり、ちょっとしたおすそ分けのときなど、何かと重宝しそうなので、今度行ったらまた買おう♪
ひととおり展示を楽しんだあと、入り口のデッキで今度グループ展でご一緒する三人の作家さんと初顔合わせ＆ざっくりと打ち合わせ。展示は二月なので、いろいろと時間がないことがわかり、わわわーっ！となりましたが、これから制作がんばります。テーマのある企画なので、手元に何もなく、まっさらなのです。さーて、どうしよう〜。