フランス大使館で

もんわり暖かい日。古いフランス大使館でアートイベント「NO MANS LAND」が開かれているというのを、聞いていたので、ぜひ行ってみたいということで、行ってきた。先週は閉館日でがーん、だったので今日、あらためて出直し。大使館として使われていた部屋の名残を残したまま、各部屋が小さなギャラリーになっていて、楽しく見応えがあった。好きなのも、好きじゃないのも、いろいろあったけど、アートは自由だな。このさらけ出す感じ。人間の考えていることが、良くも悪くも、見えるようになっている。ああやって集められていると、エネルギーがほとばしっていて、美大の学園祭みたい。けっこう混んでいて、近くのおばさま達の会話が耳に入ってきた。「こういうことやってたって、お金にならないでしょうにねえ。」「そうねえ。でもそれが究極の贅沢なんだと思うわぁ」って。。。うーん、そうか?作る側からしてみれば、 作らずにはいられないから作るんであって、それは「幸せなこと」だとは思うけれど、「贅沢なこと」だとは全然思わないぞと、贅沢イコール幸せではないぞと、わたしはそこんとこ、間違えないようにしたいぞ、、、などなど、つべこべ思う。受け手からしたら、美術は高尚なもので、だから贅沢という図式があるんだろうか。まあ、それはもういいか。。。古い建物を歩き回る。それにしてもこの味わい深い、古い建物を壊してしまうというのは、なんとももったいない。螺旋階段や大きな窓や、はめ込みガラスの壁とか、すごくいい造りなのに、壊さないでなんとかできないものかねーと、一緒に行ったOさんと話しながら、館内のカフェでお昼。紙皿なのに、いいお味。さすがフランス。エールフランスの機内食を思い出した。 お腹もいっぱいになり、その後は原宿に移動して工房で版画の作業。自分の版画の出来には不満が残ったけれども、インプットとアウトプットと両方できたので、充実の一日でありました。

2月のグループ展は

先月、わたしのホームページを見てくれたという吉祥寺のギャラリーさんから、マトリョーシカ展に参加してくれませんか?というメールが来た。え?マトリョーシカ?2008年くらいからの作品を見てくれたんだろうか。たしかにマトリョーシカっぽい子がいる。意識しているわけではないのに、人っぽいのが描きたくなると、なぜだかわからないけど、ほっかむりしちゃうし、手もあったりなかったりする。個展でもマトリョーシカみたい、って言われたことあるし。そうか、マトリョーシカね。。。。テーマがはっきりしているし、せっかくだし、いい機会だから、やってみよっかなー、と思い、参加することにした。今はそれに向けての準備中。。。展覧会は2月なので、詳細は後ほどお知らせします。

アリス・イン・ワンダーランドの世界展

成人の日。電車で振袖姿を何人か見かける。年末から行きたいと思っていた展示を見に、汐留の日本テレビへ。4月に公開される、映画「アリス・イン・ワンダーランド」が楽しみ。うちは揃ってティム・バートン監督のファンなので、これは絶対見たいよね、ということで、この日最終日だった「アリス・イン・ワンダーランドの世界展」を見に行ったのだ。ものすごい混んでてびっくりするほど並んでる。どうしようかぁ〜と様子を見ながら、とりあえず腹ごしらえをした後、頑張って並んでみる。ようやく中へ。映画の撮影に使われた小道具や、ジョニー・デップが着た衣装とか、展示はすごく楽しかったけど、まだあるかと思って進んでいったら、出口だった!もうちょっと見たかったなー。でも見たかったものが見れて、気が済んだのでよしとする。ポスターももらったし。これで映画を見たらまた、楽しいだろうな。。。帰りは銀座まで歩き、博品館に寄ってみる。そこで娘がお年玉で、歩くカニ型ロボットを買う。帰ってから歩かせてみたら、カワイイ動き。「名前は何にする?」って聞いたら「カニ・バートン」だって。ほほほ。

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