クレー先生


パウル・クレーがバウハウスで教えていた頃のテキスト。古本でゲット。クレーの作品は無邪気で感覚的に描かれたものだと思っていたけど、実は面や線のリズム感まで、理論的な考察がなされていたのだなぁ、、、とわかる。読んでも意味がわからないところがけっこうあるけど、そのわからなさがまた面白い。このような理論もまた、感覚的になってみないとわからないのだ。感覚が理論に引き戻され、理論が感覚に引き戻され、んー、こういう不思議な感じ、なんだかいいです。。。

版画工房へ

鉄は熱いうちに打て!ということだし、昼間に通える版画工房を見つけたので、さっそく電話して出かけて、見学させてもらうことに。。。資料などを頂いてお話をしながら、ちょっとだけかじったことがあるんですけど、、、と、前にやった試刷りを見てもらった。そしたらもう体験とかじゃなくて会員になっちゃった方がいいと言われ、見学のつもりがいきなり入会!そしていきなり作業開始!なんの準備もしていなかったので、先生がご自分のエプロンを外して貸してくださった。タタターっと銅板の準備ができてしまい、下絵も考えてないのにどうしよう、、、と思ったけど、「はい!自由にね」と紙切れを渡されたので、えーい!と下絵を描いちゃった。結局、描画と腐蝕まで一通り終えて、自分用の棚やロッカーも確保してもらい、暗くなる前に帰る。出来映えはどうあれ、勢いでひとつ、手がけることができた。明日も勢いと流れに乗っかって、続きの作業をしに行こう。

のぽぽ

前回の個展から作品に登場し始めたへんないきもの。今回も小さく一点だけ登場しておりました。この子の名前は?とお客様に聞かれると「えーと、名前はまだないんですけどぉ」と度々あいまいな返事になってしまうので、何かいい名前ないかなぁと密かに募集したところ、娘のお友達がいい名前を考えてくれました。「のぽぽ」です。なんとかわいい名前ではありませんか!「ここにたんぽぽがあるしね」というお客様の賛同に、あっそうか!と描き手がびっくりする始末。今回の作品では、そのいきものと、たんぽぽの綿毛が並んでおりました。なるほどー、さすがですね。「のぽぽ」いただきました。ありがとう!

プリンターの調子が悪く、お礼状の作成がままならず。。。ヘッドクリーニングをくり返してもうまくいかない!!プリンターもそろそろ寿命でしょうか。こういうものはタイミングが肝心なので、あまりあとになってからではどうなのよ、と思うわけです。なのでこの場を借りて、ミニ個展に来ていただいたみなさまにココロからお礼申し上げます。どうもありがとうございました!感謝をこめて。

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