観た映画いろいろ上半期

そして今年に入ってから、DVDや映画チャンネルで観た映画を書いておこう。あれって何だっけ?って忘れちゃうので、自分用メモ。映画館へは今年はまだ「トロン レガシー」と「チェブラーシカ」「パイレーツオブカリビアン」「さや侍」を観たくらい。

観たものを思い出すかぎりでずらずらと列挙。
「ユキとニナ」「美しいひと」「それでも恋するバルセロナ」「レッドクリフpart1 part2」「カールじいさんの空飛ぶ家」「パッチギ」「ショーシャンクの空に」「500日のサマー」「ココ・シャネル」「第9地区」「女性上位時代」「素直な悪女」「チャーリーとパパの飛行機」「ブーリン家の姉妹」「イブラハムおじさんとコーランの花たち」「ベロニカは死ぬことにした」「9ナイン9番目の奇妙な人形」「ラブリーボーン」「ロストイントランスレーション」「夏時間の庭」「ヴィヨンの妻、桜桃とタンポポ」「ランドオブウーマン」「ニューヨーク、アイラブユー」「砂と霧の家」「スパングリッシュ」「道」「地下鉄のザジ」「悲しみよこんにちは」「ソーシャルネットワーク」「パプリカ」「シャネル&ストラヴィンスキー」「レディーキラーズ」あと「惑星ソラリス」「ノスタルジア」「ストーカー」

アレクセイと泉

15日 恵比寿のTOMMORROWLANDにて「アレクセイと泉」の上映会に行ってきました。主催は女優の木内みどりさん。木内さんの挨拶と、監督からのメッセージの後、上映が始まった。チェルノブイリの事故の後、政府から移住勧告が出された土地に残り、暮らしている老人たちと、ひとりの若者。洗濯機があるわけでも、電子レンジがあるわけでもない生活をしている人たちの土地が、原発事故のために、放射能だらけであるという事実。ジャガイモ畑からも、キノコからも森からも、放射線が検出されているというのに、そこにある泉の水からは検出されない、という不思議。みんなはその泉に十字架を立て、祈り、毎日水を汲んでいる。ブリューゲルを思わせる雪景色。その暮らしぶりは、過酷だけれど平和。たんたんとめぐる季節。おばあちゃん達は、みんなマトリョーシカみたいで、かわいい。自給自足。働くことが生きること。老夫婦の些細な会話。馬やカエルに話しかけるアレクセイ。そこには自然と共に暮らす、人間の本来の姿があった。あまりにも、のどかで幸せそうに見えるから、そこに横たわる、大きな悲しみがあることを、忘れてしまいそうになる。放射能は見えないのだ。

上映後、スタッフさん紹介ののち、懇親会でワインと軽食がふるまわれた。テレビや雑誌で見たことのある人たちが、ちらほらいて、ちょっとびっくり。署名も集められていた。反原発の動きが、いろんなかたちで、どんどん広がっていることを実感しました。

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