唐津のり子さんの個展へ

版画工房の先輩である唐津さんの個展が昨日から始まっているので、神楽坂フラスコの「こぐ」へ行った後、地下鉄を乗り継ぎ、外苑前へ。工房では近い席で何度か作業させてもらったことがあって、DMを頂いてあった。ドライポイントやエッチングで描かれた人物の目や表情、手の動きが優しくて穏やか。色もきれいでいいなぁ。。。技法のこととかいろいろ聞いちゃいました。最近わたしは生き物らしき人らしきものを描きたくなってきたけれど、なんだかうまくいかなくてどう表現していいものやらと、スケッチばかりしているところだ。唐津さんも、以前は人物は描かなかったのに、あるとき何かふっきれて人物を描くようになったんだそうだ。そういう時期がやってくるんでしょうか。描かれた女性たちのまなざしが優しくて穏やかなのは、きっと何かそういうことなんだろうと。。。そうだな、技法も大事だけれど、やっぱり本当に大事なのはその奥にある何かなんだと、あらためてしみじみと感じました。

唐津のり子銅版画展「花ひとつ髪にさして」
ギャラリーハウス・マヤ にて 5月30日まで

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