田渕俊夫展をみる

母が20年前からとても好きだという、日本画家「田渕俊夫」の展覧会に母と親戚と一緒に行ってきた。日本画はやっぱり発色がきれいだなあ。線と、色のあるところ、ないところのバランスが絶妙で、空間と時間がていねいに表現された感じ。すごいなあ。私は今、街の夜景を小さいキャンバスに何点か描いているんだけれど、それのスケールの大きなお手本のような絵もあって、とても勉強になった。

銅版画の第一歩

以前からやってみたいと思っていた銅版画に初チャレンジ。今までも版画のような風合いを作ってみたくて、テンペラをニードルで削って線を出したり、茶色の油絵の具で細い線を描いたりしていたんだけど、銅版画を実際やったことはなかった。個展を見てくれたオーライさんが、版画をやってみたらいいんじゃないかと勧めてくれて、先生を紹介してくださった。これまでなかなかきっかけがなかったのでいい機会だと思い、さっそくお願いして、2009年の初制作は版画のための下絵。小さい落書きのような下絵を持って目黒の教室へ。絵を描くときはいつも一人で黙々とやっているから、机を並べて人と一緒に作業するなんて学生の時以来だ。他の方の力作をチラ見したりしながら、あれ?こんな落書きみたいな下絵で良かったのかな?なんてちょっと思いつつ、和やかな雰囲気の中、手ほどきを受ける。いろいろ下準備してニードルで銅板をけずるところまで。なんかワクワクする!帰りは先生とオーライさんご夫妻と他の生徒さんに混ぜていただき、目黒駅の近くの居酒屋さんで一杯。来週が楽しみ。。。

「ピカソとクレーの生きた時代」展をみる

今日はBunkamuraミュージアムでやっている展覧会「ピカソとクレーの生きた時代」を観てきた。クレーは画集で見ているとスケールがわからないけど、実物は思ったより全然小さくて、その小ささがまた愛らしい。ミロも1点あった。ピカソの見たことないのもあったし。一度実物を見てみたいと思っていたモランディも1点あった。クレーとピカソはもうちょっと見たい気もしたけど、気になっていた展覧会だったのでこれで気がすんだ。去年はほとんど美術館にも行っていなかったので、今年はもう少しいろいろ観たいなって思ってます。

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