松井守男 絵画展

 いつもお世話になっている銀座ギャラリーフォレストから、「松井守男 絵画展」とトークイベントのお知らせが届いた。松井さんは武蔵美出身で先輩ということになる。たまたま2年前に高島屋でやっていた展覧会を観て、あぁいいなあ…と共感したのだった。
そんな成功している画家さんに、何か少しでも共通するものがあるのかも・・・?という感じは、うれしいので、ぜひお話を聞かなくっちゃと思い、トークイベントに参加した。

作品は大作も小品もパワフル且つ優しかった。銀座のCHANEL NEXUS HALLで、そんな作品に囲まれながらお話を聞いた。大事なことをサラッと話される。
「フランス人は結婚して、新居のために最初に買うのは絵である。お金がないなら絵でいいからと言われ、絵でフランス政府に税金を支払ったことがある。」など、さすがフランス。
「コルシカ島では奇跡が日常。自分を超える。テーマは持たずにただただ描く。そうやって物事を続けていけば成功というのは誰にだってあるものだから、描き続けていれば大丈夫。」などなど、エネルギッシュに語られていて、なんだか聞いているうちに希望がわいてきた。今回観た作品も、白い線が私には希望のようなものに見えたのだった。

私も白い線を描くのが好きだ。希望のような光のような、そういうポジティブな気持ちになる。松井さんは、ピカソに会ったときに「ピカソになるな。マツイになれ」と言われたそうだ。私も自分自身になりたい。それで、やっぱりこれからもずーっと絵を描いてていいんだなぁ、自分を信じて素直に描いていきたいなぁ。。。 と思いながら、なんだかコルシカ島の風を分けてもらったような気持ちになって、少しわくわくしながら、CHANELのお店の階段を下り、ホコ天の中央通りの風にあたり、デパ地下でとんかつとチーズケーキを買って、帰ってきたのでした。

小さい絵展

銀座で、ちょこっと用事を済ませてから、知り合いのイトウさんが参加している、グループ展「小さい絵展」を見てきた。いろんな作品があって、私の作品も小品が多いので、いろいろと参考になった。小さいのは数が多いと面白いですね。
 「小さい絵展」 銀座ゆう画廊

ジェーン・バーキン来日公演

IVYとかポリーヌ・クローゼとか聴いてて、自分はフレンチポップが好きなのか!と気がついた。そうか、高校生のころから大貫妙子が好きだったしなぁ。フレンチポップの大御所、ゲンズブールの妻であってスターといえば、ジェーン・バーキン。そう、エルメスのバッグの名前になった人。ベスト盤のCDを1枚だけ持っていた。新聞広告でジェーン・バーキンの来日公演のことを知ったので、電話予約して、ひょいと一人で行ってみた。ステージなのに、衣装はなんともラフなスタイル。その辺を散歩するような格好で、かすれたささやき声で静かに歌う。バンドも最小限の3人。かっこいいなー。なんとも言えないオーラを放っていた。ぜんぜんオシャレしてないのに、すごくオシャレなんだもん。MCではスーチーさんのことを言っていたようだ。言葉もよくわからないのに、訴えるような、語りかけるような歌声には、うるうるするほど、感動しました。

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