蔵書票展「エクスリブス・エクスプレス」終了しました

予想以上の大成功のうちに、蔵書票展「エクスリブリス・ エクスプレス」が終了しました。会場の文房堂さんもびっくりの活気あふれる展示だったようで、いろいろと相乗効果をもたらした様子。小さな作品の展覧会は、大きな手ごたえを残して幕を閉じました。来てくださったみなさま本当にありがとうございました!
エクスリブリスというテーマだったため、すべてこの展示のために作られた作品だったこと、個性がみんなバラバラであっても、このテーマによってまとまりを持っていられたこと、ひとりひとりの作家の持つキャラが、うまい具合にブレンドされていこと、などなど、見る人にも何か伝わったのではないかと思います。

今回の展示は私にとっても、ものすごく良い経験になりました。何度か会場に顔を出したり、連絡用のメーリングリストが、バンバン入ってくるようになって、喜びの空気みたいなものが、日に日に増して行く様子を肌で感じる一週間でした。わたしなんかは、絵はもう長年描いてはきたけど、銅版画に関しては、この工房に入ってやっと2年目という若輩者。なのに長くやってきた先輩たちは、そういうことはおかまいなしでいてくれる。それがなんとも嬉しかった。

わたしができたことといえば、打ち上げ会場の居酒屋のおっちゃんに電話する、くらいだったけど、準備段階から、いろいろやってくれたメンバーのみんなにほんとうに感謝!熱意は見る人に伝わるっていうことが、すごくよくわかった。グループ展は自分の展示であって、人の展示でもあるから、参加できたことで、得たものがいっぱいあります。今まで参加した、どのグループ展とも違ったものでありました。そしてそして、どんなにこちら側で盛り上がっていたとしても、見に来てくれる人の存在なくしては、展覧会は成り立ちません。次の道が開かれてゆくのは、興味を持って見てくれる人の存在があるからです。どこかの展示やお買い物のついでにひょっこり立ち寄ってくれた方々。いつも見に来てくれる友達、わざわざ寄ってくれた友達、今回会えなかったけど興味を持って足を運んでくださった方々。そしてあらたな出会い。それもすごーくすごーく嬉しかった!見に来てくれ人に、楽しんでもらえることが、一番の喜びなのです。
とにかく今はもう、いろんなことへの感謝と、次に踏み出すべき一歩のことで、胸も頭もいっぱいなのでした。
みなさ〜ん、ありがとうございました〜!次へGO!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

error: Content is protected !!