ベジャール、そしてバレエはつづく

先日、Bunkamuraル・シネマにて、映画「ベジャール、そしてバレエはつづく」を見てきた。小さい劇場で映画を観るのはけっこう久しぶりだ。ベジャール亡き後のバレエ団を率いる、ジル・ロマンが新作バレエを振り付けるというドキュメンタリーで、舞台に携わる人たちのインタビューやレッスン風景、舞台裏などが見れて、緊張感のある美しさだった。見終わったあと、何かこう、考えさせられるものがあった。作りあげるというのには、そのものに対する信頼と真剣さが大事なんだな、、、という思いにかられてしまう。ベジャールの残したものと、ジル・ロマンの真剣さと、静かな情熱はすごい。ダンサーの踊りにも、哲学を感じた。この新作が日本にやって来たら、ぜひとも観たいと思った。それにしても、ジル・ロマンの踊るアダージェットは、何度見ても感動ものだな。。。

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