6月のメモ

何か確実に良いもの。まあるい水晶玉のような、クリアな、美しい何か。
そんなものが、私の胸の中に、ぐぐっと入ってきて、しかるべきところに
収まったような気がした。
温かく、優しく、正しく、それは 私の中に収まった。

父の素晴らしさ、温かさ、忍耐強さ、多くの人に慕われたこと、
どんな人にも、わけ隔てなく、平らで、優しく接してきた父の人柄を、
葬儀に来てくれた人たちの 涙を見て、あらためて感じた。
多くのことが、胸に迫ってきた。
みんな泣いていた。
自分が知らなかった、父の姿が、泣いている人たちを通して、見えた。
私はそのことに、驚いてしまい、さらに涙が止まらなかった。

生きている上で、何が本当に大事なのかということが、わかったような気がする。
すべては思い出になってゆく。。。良い思い出に。
心に何かを残すこと。小さなことでもいい。それが大事。
人の心になにか、ひとつ、良いもののかけらを
残すことができたから、あれだけの人が、来てくれたんだろう。
本当に家族思いの父だった。でも、それだけではなかったんだ。
すごかった。尊敬しました。本当に・・・

悲しみや、寂しさや、後悔が、混ざり合って、暗闇に落ち込んでゆく暇もなく
感謝の気持ちと、尊敬の念が湧き上がってきて、
何かとても、素晴らしい というような思いがしていた。
こんな思いをするなんて・・・思ってもみないことだった。

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