いっぺんにたくさん

フォレストでの個展に、何度か来てくれたことのある、ムサビ出身のカカズさんという方の個展を見てきた。今の表現は、死とヘブンの間?なんだそう。ひとつ、さりげない感じの作品があって、私はそれが良かったな。
 そのあと、いつもお世話になっている、ギャラリーフォレストに、ひさびさに、行ってみた。昔ながらのエレベーターが、古い造りはそのままで、リニューアルされ、各階止まりになっていた。老ビルも、まだまだ健在で、うれしいです。
オーナーと、話をし、東京アートフェアのチケットをいただく。
 国際フォーラムで開催されているもので、今回初めて行ってみたのだけれど、いっぺんに、たくさん見れて、けっこう面白かった。東京や地方の画廊が集まっての作品展示、販売。なんとなく居心地がよく、ぷらぷらと二周くらい回ってしまった。 こんな風に一同に並んでいると、どこの有名画廊も、身近な感じがしてしまうので、不思議。。。
日本には、創る人は、いっぱいいるのに、買う人がなかなかいない。
という現状も、わかる気がした。
 アートフェアには結構、外国の方々がいた。 向こうでは、普通に絵を見たり、買ったりする という文化が根付いているもんねぇ。。。という話を、さっきしてきたばかりだった。
以前の個展で、作品を見てくれた、見知らぬオーストラリア人が、コレとコレとコレ と言って、まるでアクセサリーでも買うみたいに、3点買ってくれたことを思い出した。
 そうか、そういうことも、あるんだよ。。。と、
今日の天気みたいに、最近少し、どんよりと鈍くなっていたココロに、自ら一筋の光を入れて、慣れないパンプスの、靴擦れを気にしながら、家路についたのでした。

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