個展最終日 2006

個展も終わり。なんだか今回は余計に疲れることもなく、深ーく考え入ることもなくタイトルどおり、ゆらゆらーっとしたまま一週間が過ぎていきました。身をまかせるような感じで。。。

今日は作家さんやコレクターさんが多かったです。そんな中、小山登美夫ギャラリーの小山登美夫さんもやってきました。奥野ビル画廊めぐりなのか、私の個展も見てもらえたし、スタンプも押していってくれて、フォレストのオーナーもちょっとびっくり みたいでした。

六本木ヒルズで「アートの見方・買い方講座」を開いているアートソムリエの山本冬彦さんが講座の画廊めぐりで、前回、私の個展に参加者の皆さんを案内してくださいました。それがきっかけで、今回もお越しになり、お買い上げくださった客様がいらっしゃいました。山本冬彦さんの活動はコレクターさんはもちろん、作家にとっても、ありがたく、素晴らしい試みだと思います。

美術に詳しいその道のプロや、特別な愛好家でなくても、普段の生活のひとコマの中に絵を見たりすることがあって、その人なりに少しでも何かを感じ取って、ふっと心を開いてくれる瞬間があると、やってて良かったなと思います。そういう瞬間に多く出会えるように、腕とココロを、今後もまだまだ磨かなくてはいけません。

どこかから吹いてくる風が、何かを運んでくるような、何か希望のあるもの。
心の深いところから湧き上がってくるのに、ゆらゆらとしたひだに折りたたまれていて、その奥には何があるのか自分でも よく分からないもの。それを探るような気持ち。
そして、網目の間から、ところどころに見え隠れしていて、完全には見通せない何か。
今回の出品作品での表現はそんなふうになりました。
感じるところは、人それぞれで、なるほどぉー と思うこともあり、この表現をもう少し発展させたい、追及してみたいと今は思っています。

今回は5回目ということで、五周年だねと言われたりもして、自分としても一区切りついたみたいな、さあこれからだ!というような気分でもあります。

7日間かけたお客様のスタンプ作品の出来上がり!みなさんすごいです!

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