ふつうで平凡

TVをつけていたら、映画が始まったので、そのままなんとなーく終わりまで観てしまった。
芸術家の母を持つ、娘の苦悩を描いた映画だった。
ホワイトオランダーというタイトルだった。
「あー私ってなんてまともなんだろう」って思った。
なんてノーマルなんだろう。 ノーマルって素晴らしいな。
保護者会にもちゃんと行くし、主婦業はちゃんとやっているつもりだ。
映画に出てくる芸術家でさえも、”生活”というのは必ずあるわけで、
何が、大事なのかを、考えさせられた気がする。
名声というのは、それほど大事なことではないんだなと思った。
芸術家ってアブノーマルな方が、ホンモノっぽい感じがするが、
私は、ノーマルな芸術家になりたいよ。
ノーマルでいるためには、けっこう意識的でいなければならない。
へんてこな自分の考えや、思いを表現するのは、作品の上でやればいいのです。
自分のアブノーマルな部分は、そこへ持っていけばいいんだし。
ふつうの生活、ふつうの人、”ふつう”とか”平凡”というのは、
それに気がついて、意識したときに、なんとも言えない、価値があるものだとわかる。
私の制作のベースは”ふつうで平凡”なのだ。
何が”ふつう”なのかは、人それぞれ違うんだけどね。。

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