文化の日ということで、東京都の高校が集まる文化祭の一環で、音楽部門の地区大会というのがあって、川崎へ。東京都のイベントなのに、なんで川崎?ココ神奈川県ですよね??会場がとれなかったとかあったのかな。。。ま、いっか。
おっと、リハ室の音がステージまで、もれちゃってるじゃん、、、という、古いホールでありました。学校ごとに、吹奏楽や管弦楽や合唱を披露しあう、というもので、上手い下手は、もはやどうでもいい。こういうのは経験が大事大事。夏の吹奏楽コンクールみたいに賞とかはなくて、講評もらうだけだから、なんだかその、ちょっとユルーイ感じが、またいいね。
英国制服スライドショー&お茶のイベント
英国本のライターさんと、本の絵を担当されている工房の松本里美さんとの企画イベントのため、下北沢へ。以前、世田谷に住んでいたこともあったけど、下北沢には初めて来た。商店街が賑わってて、いい感じ。角を曲がってちょっと静かな住宅街にある「下北沢GAoh」にて”英国制服スライドショー&お茶のイベント”に参加させてもらう。壁には松本さんの銅版画の展示。そして本のために撮影されたイギリスの兵隊や学生の制服のスライドショー。なんとなくのイメージでしか知らなかった軍服のディティールなどなど、いろいろ見れて面白かった。部隊によってボタンの数が違ったり、細かいところにいろんな差違をつけてあって、着る人の地位が一目でわかるようになっているんだそうだ。学生もタイの形やベストの色とかで、その子のレベルなんかがすぐわかっちゃう。イギリスの徹底された階級社会の一端を見て、おお!となる。だけども、その男子たちの姿がめちゃめちゃカッコいい。若くてもGちゃんでも、ほんと気品があって絵になる様子ばかり。何でしょうか、イギリス人のこの美意識は。。。そしてやっぱりそういう、かたちある伝統が現在までずーっと続いているところに、イギリスの凄さがあるんだなぁと思った。
紅茶と共に、頂いたお菓子はマーマイト味。マーマイトって食べたことなかった。イースト菌から作られたジャム的なもので、独特の味って聞いてたけど、食べてみたら、ちょっとしょっぱくて、コレ、けっこう好きかも。わたしの好きなショートブレッドもあったので、サクサクいただきました。
夕暮れのひととき、へぇー!という驚きがいろいろある、楽しい時間でした。
夜は帰らなければならず、次のビール会に参加できなかったのが残念。
THIS IS IT
マイケル・ジャクソンの映画”THIS IS IT”を観てきた。もうなんだか、胸がいっぱいになっちゃって。。。そんな熱狂的なファンっていうわけではなかったけれど、全盛期はドンピシャ世代だったし、その頃のスゴさは刺激的だったし、1987年のソロ初来日の時、奇跡的にチケットが手に入って、後楽園の(その頃はまだ東京ドームじゃなかった)コンサートに行った記憶が蘇る。
映像を見ていていろんな思いに苛まれてしまった。いつまで観ていても飽きないこの感じは何だろう。あの姿、全身がリズムと化していて、歌もダンスもまだまだスゴいじゃない!こんな天才だもの、ゴシップとかはほんとはどうでもよかったんじゃないかと、自分も含めてコレ見た人はきっと、なんか「ごめんね」みたいな気持ちになったんじゃないかと思ったりもする。映画の終演後に客席で拍手が起こった。思わず拍手。泣きます。胸が痛いです。
成功って何だろう。こんなにもビックなスターの、華やかな暮らしは想像できなくても、こんなにも顔を変えてしまったところに潜む、埋められない何か、多かれ少なかれ誰もが持っている小さな人間の悲しみ、ならば、なんとなくわかる気がする。だから余計に切なさを感じてしまうのだ。あの歌声が、ココロにしみちゃう。映像の編集も上手いんだろうけれども、マイケルがリハーサルの中で何度スタッフに「I love you」とか「God bless you」とか言ったか知れない。そしてなんとかして観客を楽しませようとしている様子を見て、身もココロも華奢なこの人は、本当にいろんなことに純粋に、身をすり減らしていったんじゃないだろうかと思った。そんな人柄がよく見える。
このコンサートが実際出来上がっていたら、さぞかしスゴかっただろうと思うけど、死んじゃっていなかったらこの映像が、世界同時公開なんてなかったんだろうし、とか思うとまた複雑な気分だ。このすぐあとに死んじゃうなんて本当だろうか。こんな大掛かりな未完成を残して死んでしまうなんてあるんだろうか。なんだかウソみたいだ。
「ダンス、ヤバいね」「歌もバンドもヤバいね」と娘たちはipodにマイケル・ジャクソンを追加。この影響力!
死んじゃったというのも実は大掛かりな演出で、マイケルはまたすっかり顔を変えて、本当はどこかでこっそり生きていて、あったかいシチューかなんか、もりもり食べて、自分が死んだということによって成り立っている、このビックビジネスと、一大エンターテイメントと、清算されたゴシップを見ながら、やれやれ、と笑っていてくれればいいのに、、、と思う。