描くひと展をみる

日本橋で用事を済ませて、そのまま銀座まで歩き、銀座ゆう画廊でやっている「描くひと展」を見る。オーライタローさんの描く古い建物は油絵のも重厚感があっていいけれど、今回のような版画はまた味わい深くていいなあ・・・。「ニコライ堂」とか、「喫茶ミロ」とか。私はミロが好きだから、どんなトコなんだろう?ってちょっと気になる。ちょうどオーライさんがいらしたので、版画について少しお聞きした。版画は、まだやったことがないのでいつかやってみたいと思っている。作品を観て、ますますやってみたいと思った。オーライさんが表紙を手がけている冊子「ほんのまち」を一部頂いて帰る。自分の個展が終わってから、ここ1ヶ月、何も描けなかったから、そろそろ描きたいぞ・・・って思いました。

四月と十月

「でんえん」での搬入が終わった日、お店にある雑誌を見ていたら、味わい深い表紙の本を見付けた。「画家のノート・四月と十月」という白黒の本。「見本」と表紙に書いてある。ここで売っているみたい。画家のエッセイと作品の写真が見開きに載っている同人誌で、静かだけれど、なんかいいなーと、とても共感する空気が漂ってくる。気になって巻末を見たら、発行しているのは牧野伊三夫さんだった。牧野さんはうちのダンナさんと、お互い、若いグラフィックデザイナーだった頃のお知り合いだ。私も個展にお邪魔したことがあったり、雑誌や何かでその後の活躍を時折、目にしていた。気がつけば壁にかけてあるコーヒーチケットも牧野さんの作品だった。ママさんに聞いたら、昔はよくお店に来ていたんだそう。おもしろい偶然だなあ。。。牧野さんによれば、この同人誌の目的は、画家であるお互いの創作活動を励ましあうもの・・・ということで、なるほど、この静かであたたかい空気感は、その目的にあるのだなあと納得。批評のようなものは書かれていないのだ。もう18号も出しているんですね。欲しくなって最新号を一部購入。読んでいるうちに、私もなんだか励まされたような気持ちになったのでした。

画家のノート・四月と十月

アコーディオン演奏会

今、作品を展示させてもらっている、名曲喫茶「でんえん」でアコーディオンの演奏会があるというのいうので、時間に合わせて行ってみた。お店のドアを開けたら、なにやらいつになく賑わっている。「今日は取材が入っててね。ちょうどよかったわ。」とママさん。店内はカメラや機材やスタッフで混んでいる。30年来のお客さまという方がちょうど八丈島から来ていて、インタビューを受けているところだった。ママさんとしばしお話。このごろ、取材が多くなってきたんだそうだ。こういうお店は今は本当に貴重ですもんねぇ。今回はBSiでやる音楽名店を紹介するシリーズだそうだ。少し遅れてアコーディオン奏者の三上ヤスヒロさんが到着したので、ごあいさつ。三上さんは、よくここで演奏会をしているのだそう。今日はその演奏の模様を撮るらしい。いろいろ準備のあとコンサート開始。照明で、明るくなった店内。いつもと様子が違うので、、、と言いつつ演奏が始まった。映画音楽いろいろ。ニューシネマパラダイスがとてもよかったなー。好きな曲だし。アコーディオンの音色はどこか懐かしくてあたたかいですね。7月15日放送だそうだけど、どんな風に放送されるんだろう?見たいな。あ、でも、BSiって、うち、見れないんだったーー!

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