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3/1
それでも朝はやってくる。否応なしに。
布団をたたんだり、洗濯機を回したり、
ほこりを払ったりする いつもの朝だ。
悲しいことがあった人のところにも
こんなにも いい天気の朝が、
何事もなかったように やってくる。
どんな夜を過ごそうと、
必ず夜は 明けるのだった。
3/2
つまらないものでも、存在していればそれでいいかもしれない。
ひたすら作り出すことは間違いではないはずだ。
存在できたことで、ひとまず良しとしよう。
この世がそのまま天国だと言うならば
起きたことが全てだ。別世界はなく
別の可能性もなかった。コレが全て。
一秒前の私はもういない。
一者の影が私たちなのではなく
私たち自身が一者なのかも。
何者かに袖を通されて動いているのではなく
「在る」ところから一者が生まれているのではないか。
どこかにあると思っていた楽園はここだったのか。
朝がきたり、ラジオを鳴らしたり、電車に乗ったり
苦手なことをやらなければならなかったりする楽園だ。
なかなか巧妙にできている。
3/4
気分を整えて白地と対する。
言葉よりイメージが、線となってやってくる。
計画をたてて、きっちり描くと
あんまり面白くないものができてしまうのは
自分の中で過去化したものを、塗りこめていくような感じだからなのか。
過去のトレースではなくて、純粋な現在形で画面を埋めてみたい。
画面のデコボコに従って、色の吸収の仕方に従って
その時そのときで、書いてみたらどうか。
自分でも、なんだコレ?と思っても、そのままにしてみようかな。
偶然できてしまったものの中には
その時にしかない何かが、フィックスされるのだろう。
どこにもないものとは、自分の頭の中にすら
まだないものなのだ。
3/11
星と目が合い、月と目が合い、花と目が合う時もある。
3/22
浅いものをより浅く、弱いものをより弱く
淡いものをより淡く、細いものをより細く
消え入るような 自信のなさを
そのまま表現してみよう。上手くいくかな。
自信のなさに自信をもって。
3/25
短所に支えられた長所。
負けた人はやさしい。
ひとつあるだけで、たったひとつあるだけで。
計り知れない個人の世界。
雨の日は何日あっただろう。
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