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2017年の夏は・・・

暑くて湿気たっぷりの今年の夏の夜。雷の音かと思って窓の外を見たら、東の空に花火。

数日あけた雨上がり、西の空にも大きな花火。家でみんなで夜中まで、飲んだり食べたり喋ったり、歌ったり、弾いたりの週末もあったり。

お盆は、深川の水かけ祭り。初詣はいつも富岡八幡様に行くのに、夏のお祭りは初めて。三年に一度の本祭りということで、お神輿もたくさん。江戸の活気が感じられて凄かったり。

水曜日のシネマデイ。気になっていたアイルランドのアニメーション映画「ブレンダンとケルズの秘密」と「Song of the Sea」を2本続けて鑑賞。テーマも音楽も大好きな世界。雨ばかりの8月に久しぶりの晴れ間。恵比寿ガーデンプレイスを散歩したり。

夫の故郷、大曲の花火。実際に見た時の凄さを思い出しながら、テレビで鑑賞したり、秋田から届いた稲庭うどんを頂いたり、秋田の美味しい日本酒を頂いたり。

特に何もないまま過ぎてしまった夏のようだったけれど、手元の写真を見てみたら、意外といろいろあったかも。。。急に秋がやってきて、ひと息つくようなホッとするような感じもあり、そろそろ制作しなければ…という焦りも感じつつの今日このごろ。 9月の初日の今日は思いのほか涼しくて、カレンダー通りの秋が来たのを、肌で感じているところなのでした。

春の足ぶみ

いよいよ来たかと思うと冬が戻ってきたりで、駆け足ではなく足ぶみしているような春。今年の東京の桜は、開花から終わりまでずいぶんゆっくりだった。 次の展示まで間があくし、アトリエもごちゃごちゃしてきたので、今がチャンス!とばかりに部屋を模様替え。増えた本、しばらく使わなかったもの、もう着ないもの、押入れの中まで全部出して、処分したり、整理したりと片付け三昧。思い出のものが出てきたりすると、あれこれ思い出したりしながら、それは大事にしまったり飾り直したり。 子育てしている間は、子どもたちにとにかくご飯を食べさせて、身の回りの世話をして、幼稚園やら学校やら習い事やらで毎日が一生懸命だった。夫のおかげで家のことと子育てに専念できたのはありがたかった。わたしのような人間では働きながら子育てするのは多分無理だったと思う。様々な支えがあって、日々の暮らしを積み重ねて、子どもたちは心身ともに大人になった。 わたしは育児の合間に、何かにつき動かされるように、誰に見せるでもない絵を描いていた。版画やテンペラをやる前の、その頃の絵は大きくて重くて暗い。何かを吐き出すようにして描いていたんだろうと思う。描けば描くほど保管に困り、キャンバスを木枠から外して丸めてしまっておいた。そんな過去の作品の束が、押入れの奥からたくさん出てきた。これらを広げることは、もうないだろうな。わたしが死んだら、家族はこの作品の処分に困るだろうな…。そんなことを思いながら、その大きくて暗くて重い作品の束をいっぺんに処分した。同じようなものを描きたくなったら、また描けばいい。そんなふうに思えるようになったのも今だから、かもしれない。つべこべと書きなぐっていたようなノートの類も、ひとまとめにして処分。そうしたらなんだかさっぱりして、身が軽くなったような感覚になった。何かリセットされたみたいに。。。 そんな作業が落ち着いたところでホッとひと息。不安定なお天気の晴れ間を見計らって、近所でお花見をした。ここへ来たばかりの頃、まだ若木だった桜の木も、年々成長して立派になっている。子どもも桜も成長したけれど、わたしは、、どうなんだろう.....。

銀座

銀座。東京の街の中でも、銀座に来るとやっぱりなんとなく落ち着く。 昔勤めていた会社も、夫と出会ったのも、お義父さんに初めて挨拶したのも、結婚式の披露宴も、娘が生まれてから家族写真を撮りに行っていた写真館も、娘たちの毎回のバレエの発表会も、わたしの初個展とその後しばらくの展覧会も、みんな銀座だった。今はなくなってしまったお店もたくさんあるけれど、この辺りの空気は、懐かしくて新しくて、馴染み深くて好き。